家族や友人など、大切な人と外食をしようという時に、どういった基準で店を選ぶでしょうか。価格、場所、料理の味の良さなど、基準とされる点は様々ありますが、何よりも重視される点は「評判」です。
最近では、インターネット上に飲食店の口コミサイトが数多くある事からも、飲食店というものは評判商売だということがわかります。サイトを開けば自由に評判を閲覧できるので、店に行かなくても評判がわかる時代となりました。では、評判というものはどのように決まるのでしょうか。評判が良く、選ばれる店の共通点は、食事以外の点で満足するサービスを受けることができるという点です。雰囲気が好き、景色が良い、落ち着く個室がある、雑誌が読める、店員の接客が良い等といった、食事以外の点もお客様はしっかりとチェックしており、他の飲食店と比較し、また来たいかどうかを決めます。このようにして、店の評判は決まります。飲食店は、もはや食事をするだけの場所ではありません。
お客様は、お気に入りのサービスを受けるために飲食店に足を運んでいるのです。お客様は、店内に一歩足を踏み入れた時から店内をチェックしています。食事をする前から評判の良し悪しの判別は始まっています。このように、飲食店経営はお客様からの評判が全てと言えます。おいしく食事ができ、さらにお気に入りのポイントがあるという「付加価値」のある店ほど、評判の良い選ばれる店なのです。